好きな時に好きなものを好きなだけ。
自由気ままにのらりくらり。大好きなお友達を撮っています


撮らせて頂いた優しい友人たちに最大級のキスを!
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

/ - /
0
    / - / -
    << No.1 | main | No.3 >>
    No.2

     

     


    山間にあるこの地では、夏と秋は連なって訪れるらしい。
    私が初めて門をくぐった日は、涼しくも蝉の声がうるさい日だった

     

     

     

     

     

    古い友人から連絡が着たのは、桜散り征く4月の終わりだった。
    なんでも治療のために入院を余儀なくされたので、数か月だけ代わりに教壇に立ってほしいと言うものだった。
    その頃の私と言えば、臨時講師としてのらりくらりと生計を立てていた。気の向くままにあちらこちらの地を巡っていた時期で、「夏頃にお願いできないかしら?」と普段は凛とした彼女の弱り切った声に、二つ返事で承諾したものだった。

     

     

     

     

     

    少し町から外れた木造校舎に、彼女の愛する8人の少女が通っている。

    たった3か月余りの関係だというのに、この年頃の女の子というのは容赦がない。

    全力で、興味と好奇心と少しの警戒の目を向けてくる。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    ‟新しい先生がきたね"

    ‟とっても珍しいわ"

    "どうしてここに来られたのかしら?"

    ‟三毛だからここに来れたのよ"

    ‟そうなの?"

    ‟大人のミケなんてはじめて見たわ"

     

     

     

     

     

    なるほど、彼女が愛おしく思うのも仕方がないというものだ。

    早々に洗礼を受けてしまった。

     

     

    17:24 / tortoiseshell /
    0
      / comments(0) / trackbacks(0)
      スポンサーサイト
      17:24 / - /
      0
        / - / -
        COMMENT









        Trackback URL
        http://colormusicxxx.jugem.jp/trackback/690
        TRACKBACK