好きな時に好きなものを好きなだけ。
自由気ままにのらりくらり。大好きなお友達を撮っています


撮らせて頂いた優しい友人たちに最大級のキスを!
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

/ - /
0
    / - / -
    << もずさん爆誕! | main | 【W】whisper >>
    【V】聲










     

    昨日の夜中に何とはなしに見ていたTVで、どっかの街の女子高生だか女子大生だかがフェチズムについて騒いでいた。

    あの体の部位が素敵!
    どこどこの筋肉がそそる!

    なんの番組なのか、きゃあきゃあと華やかに語る彼女たちを片手間にビールを煽り、さて寝るかとTVを消そうと手を伸ばしたところで
    「彼の声が好きなんです」
    と一人の少女がひどく恥ずかしそうに声を上げた。



    なぜがそれを聞いた時に、ふと火神の脳裏に黒子の顔が浮かんだ。







    黒子の表層はよく知っている人間でなければ単調に見える。
    それは声に関しても言える事で、音に乗る感情のバラエティも決して多いわけではない。

    しかし、その小さな変化を当たり前のように読み取れるようになっていることに、火神は唐突に気が付いた。







    時に晴れた冬の夜の月のような。
    時に春の早朝の湖畔のような。
    時に陰影の強い夏の昼下がりの竹林のような。

    時に静寂に凛と鳴る和楽器のような、声、が。
    「火神君」
    と。
    そう、自分の名を呼ぶのだ。


    なんだか堪らない気持ちが競り上がってきて、火神はガシガシを乱暴に髪を掻き毟ると一気にビールを飲み干した。
    それを乱暴な手つきで流しに放り込むと、片付けは明日に回してさっさと寝室に引っ込んだ。

    まさかこの歳になって、自分の新たなフェチに気が付くとかねーわ!

    自分でもよくわからない変な気恥ずかしさに襲われながら、火神は無理やり目を閉じた。



     
    00:00 / スローライフ(黒バス) /
    0
      / comments(0) / trackbacks(0)
      スポンサーサイト
      00:00 / - /
      0
        / - / -
        COMMENT









        Trackback URL
        http://colormusicxxx.jugem.jp/trackback/479
        TRACKBACK